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「野々山さんも待ち合わせ?」
そう尋ねて来たシンに、りおは笑顔で首を振った。
「一人でショッピングに来て、疲れたからお茶をしてたの。
そういう菅野君は待ち合わせなんだ?」
ニッと笑って尋ねると、みるみる彼の顔が赤くなる。
ほら、面白い。
分かりやすい反応。
「分かった、菅野君は美咲とデートなんでしょう?」
またイタズラに笑って尋ねると、シンはぎこちなく「う、うん」と頷いた。
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