第4話 『女子高生野々山りおの観察記録』

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「人と待ち合わせてるからって、駐車場で別れたからどこにいるのか分からないんだ」 シンはそう言った後、 「でも、落ち着かないから、待ち合わせ場所に行ってるよ」 と笑顔で片手を上げた。 「うん、美咲も絶対に早くに着いてると思うから行ってあげて」 その言葉に、シンは頬を赤らめながら、それじゃあ、と背を向けた。
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