桃太郎

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桃太郎

「ところで旦那しゃん」 「んー? どうした、桜?」 「さっきいらしたお客しゃんからの貴重なご意見でしゅ」 「ほー、この店にまだ客が寄りついていたとは驚きだ。 で?なんだって?」 「確実に伝わるように書いてもらいました」 「なになに…『娘さんを僕に下さい』…。 そいつの顔を覚えてるか」 「はい! お客しゃんの顔はバッチリでしゅ!」 「よし、次来たら警察に突き出すぞ」
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