01:はじまりと私

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  ───「それじゃ、お疲れさまでしたー!」 「お疲れさま!」 部活が終わり、帰りの挨拶をして校舎前で解散 (「はぁ~・・・結構遅くなっちゃったな・・・」) 4月の7時前は暗い。 ちなみに私には毎日帰りにやってる事がある。 帰り途中にある七夕公園の広場の真ん中で、空を見上げる事だ。 (今日は晴れて良かった・・・・・綺麗な満月・・・・それに流れ星まで・・・) ・・・ん? 「なっ、流れ星!?っっていうかこっちにくる!?」 『ァァアアア―――『何で飛べないのよおぉぉぉ』―――』 「ッ!!」 ぶつかる!・・・って思ってギュッと目をつぶったのだが・・・ 何も来ない・・・ 辺りを見回すと、光の粒が舞い散るのが見えた …気がした。 正直何があったのかわからない。 (今日は金曜日。きっと疲れてたんだ) そう思いながら家に帰った・・・ (『『・・・・・ぅう・・・・・』』)  
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