315人が本棚に入れています
本棚に追加
「決めた♪」
街を歩いている彼の耳にそんな声がふいに聞こえたかと思えば背後から何者かが抱きついてきた。
背中に当たる感触から相手は恐らく女と思われるが彼にそんな友達はいないと思う‥
病気で早退や休みが多く友達も多くいない彼に彼女などいるはずもないのだから‥
「誰ですか?人違いです‥よ‥?」
振り返ろうと横を見ればすぐそこには顔があった。
それも十人いれば十人が綺麗と言うような絶世の美女である。
それが海斗の運命を変えた出逢いだった。
最初のコメントを投稿しよう!