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女性が離れたかと思えば俺は持ち上げられた。必死に暴れようとするも持ち上げているのは屈強な男なようでまったく意味をなさずついには口と目が塞がれてしまった。
こうなってしまってはこちらに勝ち目はない。俺は車に連れ込まれ、車が止まったかと思えば持ち上げられ、エレベーターに乗ったのか?そしてまだまだ運ばれ最終的にはどこかの部屋の椅子にくくりつけられた。
そしてようやく目を塞いでいたアイマスクが外されると先ほどの女性が向かい側に座っていた。
「遅い!!」
「むぐーー」
ガムテープで塞がれながらも文句を言う。
「ああ、剥がさないと喋れないわね」
「んぎゃ―――」
勢いよく剥がされ叫んだら顔の横すれすれを手帳がとんできた。というか背後で何か破壊されたぞ!?当たったら死ぬぞ!?
「死なないわよ‥たぶん」
たぶんじゃだめです!!というか心読まないで下さい!!
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