大切な義妹

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「ただいま、ごめんな?すぐご飯を作るよ」 「気にしないでいいよお兄ちゃん、料理は私が代わりに作ったから安心してね?」 義理の妹の涼華が玄関まで迎えに来てくれた。 我が妹ながら可愛い。俺を慕ってくれている(多少ブラコン)な中学3年生で目に入れても痛くないくらい可愛い。この可愛さは世界一だ!!…………今気づいた、俺もシスコンだな。 って待て…涼華が料理を作っただと? まずい…涼華の作った料理は見た目は完璧だが味がヤバい… どのくらいヤバいって?ハンバーグの中にカスタードが入っていてソースにはチョコレートソースを使っているくらいヤバい… 「お兄ちゃんどうしたの?」 当然妹にそんなことを言えるはずもなく、何もないと言い食卓に着いた。 「カレーライスでーす♪味わって食べてね?」 返事をし頂きますの挨拶をするとカレーを一口すくった… 見た目も匂いも普通だ‥けど涼華の料理は全部見た目と匂いは完璧なんだよなぁ?何でだろ? 覚悟を決めカレーを口にした…‥…‥…あれ?おかしい、カレーの味がする…
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