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「どぅ～うぇ～!?」
うそ!?こんな異常な光景にすっかり慣れちゃってたよ!!
っていうか！
早く誤解とかないと!!
「ちがっ、違うんだよ!?私がこんな格好させてる訳じゃないんだよ!?」
私が必死に弁解してると
葵はキリッとした顔で
「もう、ネタはあがってるんだ。観念するんだな…」
「私は下着なんて盗んでません！」
「じゃあ、あの子は何であんな格好してるんだ？」
「趣味じゃないっすか？」
「わかった…お前の趣味っと…」
「そうそう、私の趣味…って、ちがう！」
これは私と葵のわりと恒例のやり取り。
「で？なんでユキちゃんは服着てないの？」
「それはこっちが聞きたいくらいだよ。」
「じゃあ、いつからユキちゃんは人間になれるように？」
「さあ？」
「へぇ…」
あ…やばっ…
なんか……葵の背後に魔王様が…
これは速急になんとかしなければ！
「いや！あのね!?私も今日知ったばっかなんだ!!だからさ、いつからかなんて知らなくて!!」
「そっか！」
いつの間にか魔王様の姿は消え満面の笑みをこぼしている。
ふぅ…命拾いしたよ…
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