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え~と…
聞き間違え…かな?
うん、きっと
「病みじゃない」
つまり病んでるんじゃない?
って事か!!
「こんな可愛い娘を手込めにするなんて流石私の娘ねっ♪」
あれ?あれれ~?
「小春さん!菜乃葉が混乱しちゃってるじゃないですかっ!!」
「あら…」
あら…じゃないよ!?
「お母さん!?あなたは一体何者ですか!?」
「なに言ってるのあなたのママじゃない。」
いや、それはわかるよ!!
「ま、まさか忘れたの?」
「覚えてるけど?」
「じゃあ、私のプロフィールを言ってみて!!」
いや、ホント覚えてるから…
「泉原小春。私、泉原菜乃葉の母。血液型は
「ちょっとまった~」
なに?間違ってないよ?
「やっぱり忘れてるじゃない…」
「なにを?」
「親子とは仮の名!本当は私達恋人同士じゃない!?」
「な、なんだって~!?」
私達が恋人同士だったなんてぜんぜん記憶にないよ!?
まさか私、本当に記憶喪失なの!?
「そうだったんだ…」
「ご主人様…。そんな簡単に騙されないで下さいよ~。」
え?
騙され?
「お母さん?」
「菜乃葉ったら本当に騙されやすいわねっ♪」
本気で信じちゃった…
「わ、わかってたもんっ!わかってたけど付き合ってあげてただけだし!!」
なんか皆から温かい視線が…
「そうだね…」
「そうね…」
「そうですね…」
「そんな目をしないで~!?」
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