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～菜乃葉視点～
「……た？」
私の部屋にはあまり家具がない。目立つ物は机に棚にタンス。
それから
一人用には大きめのベット…
の上にいる犬コス？をした全裸の美少女……
いやいやいやいやいやいや!!
おかしいでしょ!?
なぜ犬コス!?
なぜ全裸!?
なぜ美少女!?
最後のは良いとして残りの二つは考えなければ……
あっ！
わかった。
変態か。
少し落ち着いて部屋を見てみると。
「っ！」
ユキが…ユキが居ない!?あんなに可愛いユキがっ！
もしかしてっ！
あの変態…ユキ……
ユキが狙いだったのか!!
そりゃあ、しょうがないか、あんな可愛いんだもんな。
じゃなくてっ!!
「ユキをかえせこの変態!!」
すると、おずおずと喋りだす変態。
「あ、あの…わ、私がユキ…です///」
「…は？」
今なんと？
「だ～か～ら～私がユキなんです!!」
これだから変態は……
いいか良く聞けよ！
「ユキはめっちゃ可愛犬だ!!」
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