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「私がユキです…信じて……ください…ご主人様…」
ヤバい鼻声だ…
なんか目がうるうるしてるし…
なんか、あの夜のユキに、似て…る…
「ねえ、本当にユキ…なの?」
目を潤ませたまま答える
美少女…
「はい…ユキですよ…ご主人様…」
「じゃ、じゃあ…お帰りの挨拶は……?」
私とユキだけの秘密だから誰にも言ってないけど
ユキなら…わかるよね…
すると、美少女はマッハで飛び付いて来た。
――チュッ
頬にっ
頬に柔らかい感触がっ!!
って
これだよ、これ!
『お帰りなさいの(ほっぺ)チュー』だよ!!
な、なんか……人の姿でされると恥ずかしい…
「最後に元のユキの姿に戻って?」
ポンッ
流石にこれは…
信じざるえないよね…
見事にユキだもん
「信じるよ…ユキ…。」
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