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みんなホモか……と考えたがそれも違うらしい。
3人はほかに彼女がいるのかもしれない。学校が違うから何とも言えないが。
「しかたねぇな。板とってくるから小樽は工具とってこい」
「やったーっ!瀬波いい人!」
「うっせぇ」
「では私は失礼します」
山田は手伝うつもりなどさらさらなく、スタスタと歩いて去ってしまった。
冷たい。
「ヨリカちゃんは用事があるからしかたいよ」
寂しい気持ちになっていると小樽が笑いながら言った。
「用事?」
俺は初耳なんだが。
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