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誰の悲鳴だろうか、安住のだったら、サイコォだ。
いや、ちょっと、待て! 待て待て待て!
ぼくは……生きて……いる?
ぼくは死ねなかった?
そんな……まさか……嘘だろ……ぼくは……生きて……いる?
そう自覚したときだった、
痛い、痛い、痛い、痛い!
生きていると意識して途端、痛みが全身に伝わっていく。
痛い、痛いっ、痛い、誰か……ぼくを、この痛みから解放してくれっ!
「ヒャーハッハッハ」
そう願ったとき気味の悪い笑い声が、頭の中に響いた。
なん……だ……?
周囲を、確認できるわけもなく、ぼくは不思議と虚空を見上げ、痛みを堪えていた。
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