1、突然の出会い

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私は、屯所へ着くと 「ここで待ってろ。」 と、黒いポニーテールの人に言われて部屋で待ってる事になった。 ここは、新選組の屯所。 やっぱりタイムスリップしちゃったんだ、私。 私が一人で部屋にいると襖がすっと開いた。 それは、私を引っ張っていた前髪が特徴的で身長が低めの人だった。 「今、おまえについて幹部で話てっからおまえも来い。俺、藤堂平助。おまえは何ていうんだ?」 「私は、片原 心音(かたはら ここね)。」 「心音か。良い名前だな。よろしく。」 私は、藤堂という人に続いて幹部の人がいるという部屋に行った。 藤堂さんが襖を開けるとみんなが一斉に私を見る。 私は、少し視線をずらしながら指示された場所に座った。
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