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私は、屯所へ着くと
「ここで待ってろ。」
と、黒いポニーテールの人に言われて部屋で待ってる事になった。
ここは、新選組の屯所。
やっぱりタイムスリップしちゃったんだ、私。
私が一人で部屋にいると襖がすっと開いた。
それは、私を引っ張っていた前髪が特徴的で身長が低めの人だった。
「今、おまえについて幹部で話てっからおまえも来い。俺、藤堂平助。おまえは何ていうんだ?」
「私は、片原 心音(かたはら ここね)。」
「心音か。良い名前だな。よろしく。」
私は、藤堂という人に続いて幹部の人がいるという部屋に行った。
藤堂さんが襖を開けるとみんなが一斉に私を見る。
私は、少し視線をずらしながら指示された場所に座った。
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