1、突然の出会い

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「あの…。私をどうするつもりでしょうか?」 おそるおそる聞いてみた ってか、この人達の事、 何て呼べばいいの? 名前も知らなかったよ 「あの、藤堂さんでしたっけ?あの、他の方の名前を知らないんですけども…」 私は、とりあえず名前を知ってる藤堂さんを頼った。 「あ~。俺が紹介してやるよ。この人が局長の近藤さん。こっちが総長の山南さん。で、副長の土方さん。後は、やっぱ自分で紹介してくれよ。」 藤堂さんって面倒くさがりや…なのかな? 「僕の名前は、沖田総司といいます。」 沖田さん…か。 聞いた事はあるな。 「ほら、一君もいいなよ。」 沖田さんは、隣にいた襟巻きのようなものを首に巻いている人に言った。 「斎藤一。」 さいとうはじめさん。
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