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いきなり名前だけ言うからちょっとびっくりしちゃったよ。
「あっ、俺は原田左之助だ。」
「俺の名前は永倉新八だ。」
私は、一通りみんなの名前を聞いた。
「ねぇ、君の名前聞いてないんだけど?」
沖田さんは、こっちを、にやっとしながら見ていた。
なんか沖田さん怖いな。
とにかく、藤堂さん以外には名前を言っていなかっため、私は言う。
「私は、片原心音です。」
「へぇ。心音ちゃんね。」
そして、本題に入る。
「君は、どうしてそんな珍しい着物を着ているんだ?」
局長の近藤さんが私に聞く。
私は、正直に言うべきか迷ったけど最終的には言うことにした。
「私は、多分未来から来ました。タイムスリップっていうのがあって…。これは、私の住む時代の高校っていう学舎があるんですけど、その制服なんです。この時代では珍しいかもしれませんが。」
私は、全てを言った。
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