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と、私はそこまで考えて止める。
何故なら、私の目から涙が溢れていたから。
こんなとこで泣いちゃ駄目だ。
新選組について細かくは分からないけど。
それでも、私はこんなところで泣いちゃ駄目だ。
泣いたところで迷惑をかけるだけ。
助けてなんてもらえない
ふと、私はみんなに見られている気がして顔を少し上げる。
すると、原田さんが私の頭に手を置いた。
「どうした?何泣いてんだよ。」
私は、泣きながら必死に答えた。
「後先の事を…考えたん、です。もし、帰れ…なかったら住むとこも、お金も…なくて知り合いもいなくて一人で生きていくなんて…。」
私は、また溢れだしそうな涙を必死にこらえた。
「そんな心配すんなよ。ここに住んじゃえばいいじゃねぇか?」
藤堂さんが提案をする。
え…?今、何て?
私が…屯所に住む?
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