1、突然の出会い

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「じゃあねー。」 私は、友達といつもの交差点で別れた。 今は、6月。 私は、高校2年生。 一人で薄暗い道を歩く。 すると、いつもの道が見えてきた。 この道を通って、その先にある路地を曲がると 私の家は、すぐそこだ。 私は、いつものように道を通った。 歩いていると、足が何かにぶつかる。 私は、下を見た。 地面には、綺麗な桜が描かれた簪のようなものが落ちていた。 何で簪なんか、落ちてるんだろう…? 私は、不思議に思ったが一度拾ってみた。 やはり、綺麗な簪だ。
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