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「じゃあねー。」
私は、友達といつもの交差点で別れた。
今は、6月。
私は、高校2年生。
一人で薄暗い道を歩く。
すると、いつもの道が見えてきた。
この道を通って、その先にある路地を曲がると
私の家は、すぐそこだ。
私は、いつものように道を通った。
歩いていると、足が何かにぶつかる。
私は、下を見た。
地面には、綺麗な桜が描かれた簪のようなものが落ちていた。
何で簪なんか、落ちてるんだろう…?
私は、不思議に思ったが一度拾ってみた。
やはり、綺麗な簪だ。
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