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突然目に入ったのは、夜空みたいな不思議な光景だ。
何ここ?
私は一度瞳を閉じ今の自分の状況に頭を悩ませていると、誰かが話しかけてきた。
「あのー…もしもし生きてる?」
生きてるよ。てか、処理とかしないよね?
目覚めるとそこにいたのは、少年なのか少女なのかわからない頭に角っぽいものを浮かせたエルフっぽい人物。
「良かった~、もう少しで殺人犯になるところだった。」
しばらく一人で勝手にペラペラ話すのをスルーしながら、こいつの角(?)って取れるのかと黙々と考えた。
「あのさキミ…ボクの事見えてる?」
頭に浮かんだのは、
"虫がいる"
"人外だな"
"変なのがいる"
だった。
私は、口を開きそれに言った。
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