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「んぅぅぅ~~~~~!!たいくつたいくつたいくつたいくつたいくつたいくつたいくつたいくつたいくつ!!」
急に、隣りで寝ていたシャールが駄々っ子よろしく激しく脚をバタつかせる。さすがに同じ景色が続いて飽きたんだろう……
「わかったって……ほら、たまには自然の壮大な風景でも眺めてだなぁ……」
俺は、荷馬車から望む初夏の平原を覆うみずみずしい大自然の素晴らしさを説いてみるが……
「はぁ?ふざけてんの?このヘタレ。」
うん。無駄なのは知ってたヨ。
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