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「自分が優柔不断なのを恨むわー」
色々とアニメの知識から飛べるヤツを考えたんだが無難に翼生やして着地しようと決めた。
が、しかし、俺が優柔不断だったため地面が眼前に広がっていたという。
「ちょ、やべっ!あか・・・・へぶっ!?」
翼を出す暇もなく地面に頭から突っ込んでしまった。
まさか最初が犬神家とか、不幸すぎるだろ。
上条さんより不幸なんじゃね?
【グルルル・・・・・・】
犬神家状態から数分後のことだ。
頭が深く突き刺さり必死に俺はもがいていた。
その時、何か聞こえた。
「ふがっ!ふがふがふがふがふがふがふがふがっ!(訳:ちょっ!何か嫌な予感がするんだが!)」
嫌な予感がした俺は冷や汗を背中にびっしょり垂らしながら必死にもがく。
そして、
「ふがっ、ふがああああ!!・・・・・・・フー!フー!ああ、やっと抜け出せれた!!」
【グルルル・・・・・・・】
・・・・・・ああ、忘れてたわ。
冷や汗がハンパないんだが。
まだ見ぬ声?の主を見るため顔を上げた。そこには・・・・・
よだれを垂らすデカい狼がいますた。
「(゚ Д゚ ;)」
ダラダラダラダラ(冷や汗が吹き出す音)
【グルルル・・・・・】(よだれの音)
「ハッΣ(゚ Д゚ )・・・・・・・・・ちょっと待とうか、狼君。ここは穏便にだな・・・・ってその口に溜めているのは何かな・・・・・・ってそれブレスじゃねぇ!?」
次の瞬間俺は真っ白な何かに包まれた。
「うわぁああああああああああああああああああああ!?!?!?」
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