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「別に怖くなんかないしっ」
「へぇ?どうなんだかー」
そうそう、怖くない怖くない……!!
アイツが惚れる様な奴がどんな野郎なのか、この目で見なければいけない!!
例えどんな結末だったとしても、俺は七海の幸せを心の底から願うぞ、うん、そーだそーだ。
「じゃあさっさと見なよ」
「よーし、やってやろうじゃねぇか」
呆れ気味の総司に促された俺は、曲がり角から少し身を乗り出そうとして、既にそこに居た左之さんと新ぱっつあんに加わる。
「早くしろ平助!!」
「まだ俺達も見てねぇんだから」
「ごめんごめん」
そして三人で曲がり角の先を見ると――――――
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