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――――え?
なにこれ。
「新ぱっつあん、左之さん……あれってさぁ……」
「……あぁ、あれはどう見ても……」
左之さんが呆けている隣で、新ぱっつあんはわなわな震えている。
あまりの衝撃に呆気に取られてしまう。
何故なら。
「猫じゃねぇかこの野郎ー!!!!」
七海は男と一緒に居たのではなく、猫と遊んでいたから……
新ぱっつあんが馬鹿でかく叫んだせいで、七海は肩をビクッと揺れさせた後、此方に顔を向けた。
うわぁ、気付かれた……
もう隠れられなくなり、俺達は気まずそうに七海に歩み寄る。
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