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｢おい、ってことは最近帰りが遅いのは……｣
左之さんが猫と七海を交互に見る。
｢この子にご飯をあげていたんです｣
や……やっぱそうだったのか……
そんな事だろうと思ったぜ……薄々。
そもそも総司があんな風に言うから……ってそうだ!!
｢おい総司、騙したな!?｣
｢はぁ？何言ってるのさ、誰も男がいるなんて教えていないけど｣
う、確かに……
｢どうしたの平助君？｣
七海が怪訝そうに顔を覗き込む。
｢えっと……｢にゃーん｣
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