第三章

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私は、真っ暗な場所に横たわっていた。 「何処…?」 まるで、異世界に飲み込まれたみたい。 まさか…、私本当に異世界に飲み込まれた? 「目を覚ましたか。」 目の前には、いつの間にか女の子が立っていた。 「安心せい。まだ喰われてはいない。私は桜花(おうか)。異世界の管理人だ。何しにこんなとこに来た。」 「世界を壊す鍵について…調べてたんです。」 「山城め…また厄介(やっかい)な奴を連れて来たもんだ。」 女の子は、深い溜息をついた。
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