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いつもの人懐こい顔で
彼が口をひらく。
「今日も氷の女戦士は美人だね!ねぇ、俺と付き合ってみない?」
このセリフはあたしがAクラスにいるときからきいている。
いつも辛辣に断っているはずなのだけど、懲りない。
氷の女戦士というのは、
周りからのあたしのあだ名らしい。
もちろん影で言われているだけで、直接堂々と言ってくるのは彼だけ。
苦手だ。
と、思って無視して部屋に入った。
「わー今日も厳しいなー!」
と、笑って彼も部屋にはいってくる。
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