36人が本棚に入れています
本棚に追加
飛「あの…ありがとうございました。」
『いや…。』
飛「無くしたのかと想っちゃった…。」
『借り物らしいからなくちゃ困るかなぁと…。』
お互い挙動不審な感じ…それをニヤニヤしながら見ていたサキさんが何かを閃いたようにパンと手を叩き始めた。
サ「飛鳥!!お礼に学食でなんか奢ってあげなよ～!!」
飛「えっ？」
え「そうそう。わざわざ持ってきてくれたんだからさ。」
『いや…礼なんて…。』
サ「いいのいいのっ!!むしろこーんなイケメンくんに何もしないコなんていないでしょ。」
ぐいぐいとウチと橋本さんの背中を押すサキさんたちによって学食へと向かうことになる。
ってか…男と間違えられちゃってる…。
『……。』
飛「…。」
橋本さんの奢りでカツ丼を頼みお互い向かい合わせで食する。
サ「ねぇ、空くんは飛鳥のことどう想ってる？」
『へっ？』
飛「ちょっ!？サキ何言い出すのっ？」
最初のコメントを投稿しよう！