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『いや…可愛いなぁって思いました。』
初めて会ったときの印象を正直に伝えればサキさんと揉め合っていた橋本さんがウチに向けた顔は発火したように真っ赤な顔…人間ってこんな風に真っ赤になれんのか…。
飛「えっと…ありがと…です。」
『いえ…。』
サ「確かに飛鳥は可愛いよねぇ。でもねっ高校三年生のときはちょー無愛想だったんだよっ!!」
飛「うるさいなっ!!」
へぇ～…意外なんて思いながら２人の絡みを見ていると隣に座っていたえりなさんがウチの肩をポンポンと叩く。
『なんですか？』
え「空くんってさ好きな人いる？」
『んぐっ!？』
唐突の質問にびっくりして飲み込んだカツが喉に詰まりむせかえる。
『ごほっ…。』
え「その反応からしているんだーっ!!」
『い…いないです!!』
あ「えーモテそうなのに。」
いや…つうかウチ女だって言った方がいいのだろうか。
飛「サキたちさぁ…なんか誤解してる。その人女だよ？」
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