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『ってかさぁ…バレエ嫌い?』
双「えっ?」
『なんでそんなつまんなさそうな顔してんの?好きなんでしょ?バレエ。』
双「……。」
ズバリと私の心情を見抜いた孤侍医さんに何も言えなくなる。
『…さて唐突で悪いけど暇?』
双「はい?」
『だーかーら暇?』
双「まぁ…。」
今日は親も家にいないから何処かでご飯食べて帰るだけだったし…。
『じゃっ遊ぼっ。』
双「えっ!?」
『いいじゃん。お互い暇だし遊ぼー。』
グイグイと私の腕を引っ張る孤侍医さんに圧されて仕方なく私は荷物を持ち立ち上がる。
『よっ。』
双「ちょっ…良いです重いですから!!」
『最近筋肉鈍ってたし丁度いいや。ではLet's go♪』
バレエの靴とか練習着などが入ったカバンを奪って自分の肩にかける孤侍医さんはさっさと私の前を歩き始めてしまい私はそのままその背中を追いかけた。
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