ティキ

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「ララ」 あいつは団服で待っていた 目が少しだけ赤い 嗚呼、俺がノアだって気付いたんだな 「…ティキ」 ――――抱いて それがお前の答えなんだな… キスをしなかったのも、触れたら何かが壊れてしまいそうで怖かった けど、離したくなくて 勝手だってわかってる けど、どうしようもなくて 抱きたかった。もっと触れたかった ごめん。臆病な俺で だから、今晩だけだけは 俺のだと証を付ける 俺のものだと体に植え付ける 俺を忘れないで
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