2013年 3月

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グラトニーの咀嚼対象は「人間」。 長年研究所内だけの生活ため外界の空気は危険であり、また、顔の露出を避けるべく、研究者たちはグラトニーにガスマスクとゴーグルをつけさせた。 最終段階へ移行した記念に、研究者たちから白いワンピースと黒いフードつきのマントが送られた。 しかし贈られた品々は、研究者の欲求を満たすたびに形を変えていく。 マントと服は赤黒く染まり、千切れ、傷だらけの肌が見える。 ゴーグルは左のレンズが割れ、同時に今はもう何も写さない左目が露わに。 髪は研究費用のために研究者に切られて売られ、ときに咀嚼対象の抵抗により見るも無残。 左腕のために作られたマントの空間の虚空。 内臓を食い荒らした跡には、とある薬品を使用した痕跡が残っている。 それが、殺人鬼:七つの大罪の暴食者の特徴である。 研究者たちは、呪いのようにグラトニーに囁く。 「グラトニーが咀嚼すれば、我々は君を愛す」 グラトニーが言葉を理解しているかはわからない。 キーワード:色々と黒い・夜間犯行・マッドサイエンティスト・ヤンデレ・覆面(顔を隠せるもの)・容赦ない ーーーーー  * キーワードに沿ってるかは考えない。    image=468717479.jpg
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