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「そうだね
刃君にも言った方が良いかもしれないね
恐らく皇我よりも先に周りの人間から潰してくるだろうから」
「そうなんですか…
気を付けます」
「じゃあ今日から俺はここで過ごすね」
「…え?」
「皇我と刃君だけじゃ心配だからね
アイツは俺のことは警戒してるから」
「なんで警戒してるんですか?」
「前にね、ある事件を起こしたことがあるんだよ
その時に少し制裁を与えたんだ
そうしたら警戒するようになった」
「先輩、すごいんですね」
「ありがとう
でも他の生徒会メンバーの影響力はもっとすごいからね」
「てことは会長の弟と会長が手を組んだりしたら大変なんじゃないですか?」
「それは大丈夫だよ
会長は弟のこと嫌いなんだ
それはアイツも分かってるからね
だから協力しないし協力して欲しいとアイツも言わないんじゃないかな」
「なら良いんですけど…」
「大丈夫
なにかあったら俺が守るから
心配しないで」
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