運命の人

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私は、今、転校して来た学校の職員室の前にいる。 「失礼します。片岡先生はいらっしゃるでしょうか。」 「俺だ。お。転校生の高橋伽奈だな。早速教室に行こうか。」 優しい顔つきで嫌いではない。 教室についた途端、先生が 「転校生を紹介する。高橋!入れ。」 「高橋加奈です。よろしくお願いします。」 みんなからは、 「お。美女じゃん!金髪だし!」 「ハーフかなぁ?きれー。」 と、悪い言葉は聞こえて来なかった。 「高橋の席は…関原のとなりだな。」 窓側の1番後ろ。 とても綺麗な顔つきをしていて、 冷たい目をしていた。
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