土方歳三という鬼はどんな鬼?

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もしかしたら、鬼の副長というのは、 隊内での厳しさを指す比喩の意味だけではないのかもしれない。 それこそ幼少期の生活や態度を見て、 当時の人が 「鬼の子よな」 と言ったような諸説もある。 ミルクより飯だ、飯よこせ!みたいな(笑) この説を知って、 鬼の副長…なぜ『鬼』なのか、という謎に対して 幼少期(2歳)の態度から引用されたのかもしれない、と思った。 だが何より、 本人が自身に厳しかったという意味が大きいと 私は思う。 日本昔話でよく知られる「赤鬼と青鬼」。 あれ?題名違ったかな…(不安) 優しさを兼ね添え、しかしほんのりと悲劇に包まれた赤鬼は、 どこか土方と重なる。 とはいえ、土方はそこまで優れた性格の持ち主ではない(笑) その辺りは「バラガキ」の別名をご存知の方なら、 なんとはなしに分かるのではないだろうか。 頭の回転の速さと、 秀でた洞察力・順応力、 男女問わず惚れさせる男らしさ、容姿…。 それらがうまく性格をカバーしていたのだろう。 (性格が決して悪いわけではなかったから、総合してかなりのプラス評価になるというメカニズムだと、私は踏んでいる。) そんな美談でなくて、 本当はやんちゃな土方の性格を指して 『振り回される方は辛いぜ。でも俺たちはそんなトシさんを憎めないんだ』 …というような意味を込めて 愛称として呼ばれ伝えられてきたのが 今に残っているのかもしれないが(笑) 皆さんはどのような気持ちで 『鬼の副長』と呼んでいるのだろう。 本人にこの話をしたら 『鬼?結構なことだ、呼ばせておきなさい』 と気にしないかもしれない(笑) でも私は、 まさしく新選組の鬼だった時期だけを指すという意味なら、 『鬼の副長』とは使いたくない。 一言で流せる程度の苦労じゃなかったと思うからだ。 そんな小さなことでイチイチ突っ掛かる私は、相当重症な様だ(笑) ご意見等、お待ちしております。
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