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「えーっと、ミカレちゃんね。私はシュウジの母の良子です!よろしくね」
「よ、宜しくお願いします!お母さん!」
「まぁ!お母さんだなんて。嬉しいわぁ」
シュウジの母の良子さん。
とても明るくて元気な良いお母さんだ。
そして何だか可愛らしい♪
「シュウジの父の京谷だ。気軽にお父さんって呼んで良いぞ」
「はい!宜しくお願いします。お父さん!」
笑顔が似合う和やかなお父さんだなぁ。
ちょっぴりお父様に似てるかも・・・。
「あ、あの!さっそくお手伝いしようと思っているのですが、何をすれば良いでしょうか?」
お手伝いなんて初めてだぁ・・・。ドキドキする!
「あら、そんなに慌てなくていいのよ。少しずつ慣れていきましょうね。まだガチガチだわ」
「あ、ガチガチですか?」
「えぇ。ミカレちゃん、ここは今日からあなたの我が家よ。緊張なんかしてたら家族じゃないわ。あなたはもうこの家族の一員よ」
家族・・・家族・・・家族の一員?
う、嬉しすぎる!私とみんなは家族!!
お手伝いさんとかじゃなくてみんな家族!!
「うっ・・・うれじぃぃぃ!!!!」
「あらあら、泣いちゃった!」
私はここの家族なんだ!
「お母さん大好きー!」
「あら、私も大好きよ」
「お父さんも大好きー!」
「父さんも大好きだぞー」
「シュウジも大好きー!」
「えぇぇぇ!?///」
「なーに照れてんのよシュウジ」
「そうだ。お前にもようやく春がきたな」
ぎゅ
「え!?ちょ、ミカレ!?」
「シュウジは私の恩人だよー」
シュウジがいなかったら私、どうなってただろーなぁ・・・。
「「ヒューヒュー!」」
「うるせぇ!!///」
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