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アリオスが生まれて約10年がたとうとしていた。
『アリオス!今日も寝坊だな!』
あいかわらずねぼうしてくるアリオスの前で剣を腰に据えたアリオンが立っていた。
『お父様。おはようございます』
眠そうにあくびまでしながらいつも道理の挨拶を交わした
『アリオス!最近の訓練はどうだ?楽か?』
不安そうな顔でアリオスを見ていた
『はい!お父様、最近の訓練はとても良好です。そろそろレベルを上げてもいい頃合いかとおもうのですがどうでしょうか?』
自信満々にアリオンに向かって言った
アリオスは生まれながらにして天才と呼ばれるほどの剣の使い手だった
『そうか、そうか!そろそろハードルをあげるべきだな』
笑いながら言った
アリオンはアリオスの様子を伺った
『はい!』
元気のよい返事を返してきた
だがアリオンにはわかってしまった
アリオスが何か聞きたがっているのを……
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