復讐と終焉の狭間で…

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~~ 現実は勇者の楽観的な考えのとうりとはいかない。 何せ力のある人間の数は限られる。 魔族の目的は断じて人間界を征服しようなどと言うのではない。 まあ、本能的な物なのだが、 元々魔族や魔物は神が作り出した人間の数を増やしすぎないための抑止力なのだ。 無論意識はあるし、知能もある、性格は残虐で自分達が人間の数を増やしすぎないための抑止力だとは知らない。 だが、本能的に人間を多く殺す事を目的としているのだ。 つまり何が言いたいのかと言うと、魔物は隊を数多く作り、村などを同時に、大量に襲っているのだ。 例え、魔族が1人、魔物が十匹の隊だとしても、戦闘力を持たない村人などすぐに全滅してしまう。
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