0人が本棚に入れています
本棚に追加
□■□
[うわ!それ新しく始めたやつ?綺麗だなぁ]
これは、誰の声だろうか
男の人の、どこか抜けたような声が
私の頭に響く…
[母さんこう言うのどうやったらできるか解んないわぁ]
あぁ今度は女の人だ…
母さん…?
あぁ、じゃあこれは…
……私、記憶を見てるんだ…
[え?感覚だと?お前可笑しいんじゃないか?感覚でこんなに出来るなんて…お母さん俺妹嫌い!俺こんなの出来ないのに!]
これは、お兄ちゃんか…
話を聞いてる限りだと
私が何かしてるのかな
それを、皆誉めてくれてるみたい…
[頑張れよ]
その言葉と共に お兄ちゃんが私の頭を撫でてくれる
…あぁ………
なんて
暖かいんだろう…
最初のコメントを投稿しよう!