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「一ヶ瀬様、生徒会の仕事をされないのですか?」
仕事をそっちのけに花村にかまう主に耐えかねて声をかけるが、
「なんで千里がそんな事言うんだよ!!
みんなは俺と遊ぶんだよ!仕事なんて千里がやればいいだろ!!」
意味の分からない事を花村に言われるだけだ。
しかも、
「そうですよ、涼の言うとおりです。
大体、あなたは平凡の癖に生意気です」
腹黒副会長
「「そーそー
仕事が気になるなら平凡がやればいいよ」」
双子書記
「お前...........うるさい.....邪魔」」
無口会計
「生徒会のことにお前が口出しする必要は無い。
執事はおとなしくしてろ」
主...生徒会長。
と、文句を言われる。
はぁ、
いつからこんなに落ちぶれたのだろうか
それもこれも
全部、この転校生のせい。
「はあ...」
ため息を吐いて、自分以外誰も居なくなった生徒会室を見回す。
毎日、放課後遅くまで残って仕事を片付けているが
やはり、机の上には書類が山を作っている。
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