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年上で、教師で、その上男、学校内の好きだとかそんなのは関係無い、抱けるかどうかだ、躊躇して帰る思った、そしたら新しい相手を探せる。
「そんなにしたいなら俺が相手する、ホテル行こう」
躊躇も何も無く、俺の腕を掴んで歩く。
「あっ!っうん、はっやっ・・・んっんっ」
「先生、声聞かせて」
優しい愛撫、熱い指に必死な顔、俺の中に感じる熱さ、声を出すのが恥ずかしいとさえ思わせる。
「あぁぁっ!」
初めてだ、気を失ったのは、体は拭かれて綺麗にってる、何故こいつは俺を抱いた。
「ん?先生起きた?ごめん酷くした俺?体大丈夫?」
何で俺の心配をする、意味が分からない、今までの相手とは違う、今までは抱いて終り、それが俺も楽だった。
「先生?」
「学校でも俺に近付くな満足だろ?それに俺は一回寝た相手とはもう寝ない」
何でそんな辛い顔をする、後腐れ無く俺は毎晩そうして来たのに。
「俺、先生の事本気で好きだ、一回寝たからとかじゃない、あんたが他の誰かに抱かれるのも嫌だ」
子供なんだ、ただ好きになった相手が違うだけ、男子校で性の吐き場所少し違うだけ。
「俺は誰のモノにもならない、だからお前とも一回だけだよ」
突き放してやらないとこいつは分からない、自分の過ちも認めなくなる、男を抱くのは一回で良い。
「先生!」
何か後悔をしてるのは俺だ、生徒を相手したから、気絶するほど感じたから、理由はいくらでも見付かる。
「神田、神田、休みか」
あいつが学校に来ない、静かだ、言い寄られるのはウザいから静かで良い。
「澤村先生、神田くん今日で三日目ですけど家からまだ何も連絡ないのですか?」
「はい」
「今日でも一回家に行って下さい」
「わかりました」
面倒だ、正直言って会いたくも無い、生徒と寝るんじゃ無かったと後悔する。
面倒な事になるに決まってるんだから。
「すみません、神田くんの担任の澤村と申します」
広い家、資産家とは聞いてたが、ここまでとは思わなかった。
「お待たせいたしました、只今旦那様も奥様も外出されておりまして、聖様がお会いになられますのでお部屋へ」
聖様ね、金持ちのお遊びか、気まぐれか、あいつの行動に理由はいくらでも付けられる。
「失礼致します、澤村先生をお連れいたしました」
「梅さんありがとう、後はやるから」
「はい」
元気そうだな、どうせ自分の過ちに気付いて俺の顔が見れなかっただけだろ。
「先生来てくれたんだ、紅茶で良い?」
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