Wage a God against

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俺達はメディカルセンターを後にし、スサノヲ大将の待つエントランスへと向かった。 「それにしてもカグツチは新型なんてすごいわね。羨ましいわね。」 エントランスに向かう途中にミズハが話しかけてきた。 「ホントだよなぁ!訓練の時は成績普通だった奴が新型ってズルくね?」 「成績ペケだったテメーがなに言ってんだよ」 でもしかしなぜ俺が新型なんだろうか…全くわからねぇ。 考えている間にエントランスに着いてしまった。 「あれ、スサノヲ大将はどこにいるんだ?」 「あれじゃない?」ミズハが指をさした先にはタバコをくわえて柔らかそうな椅子に無気力な状態でいるスサノヲ大将が居た。 その姿は三大英雄とは思えないほど隙だらけだ。 俺達は試しに気づかれないように歩み寄った。 驚かしてやろうと腕一本分の距離に近づいたときに、突然タバコをくわえている口が動いた。 「やっと終わったか、待ちくたびれたぜ?ルーキー諸君。」 「気づいていたのかよ!?いや、ですか。」 気づかれないように歩み寄ったつもりだ、まさか気づかれるなんてな…。 伊達に三大英雄じゃねぇな…スサノヲ大将。
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