寝ぼけ眼にこんにちわ

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ご飯を食べてなおも覚醒しない稔磨に思わず溜め息が漏れた 「稔磨、いい加減起きろ」 「…あと、半日」 「…寝過ぎだ、体に悪い」 「…先生、眠い」 「眠いのは知っている、だが今日は会議だろ」 「…?なんか、声、近…い…………………えっ!!?」 ようやく覚醒した稔磨は顔を赤くさせてジタバタと暴れだした 急に暴れだしたものだから対処できずに落としてしまい稔磨は尻から落ちてしまった 「ったぁ」 「すまない、落としてしまった」 「いや、暴れたのは自分だから自業自得…先生は気にしなっ!!?」 ぺろんと着流しを捲って臀部の状態を確認する 「せ、先生?なにし…?」 「患部の確認だ、思いっきり打ち付けてしまっていたから、念の為にな」

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