・始まり

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「おはよ~」 「おはようございま~す」 多分どこの学校でも 見れる朝の光景。 経論が校門の前に 立ち生徒に挨拶をする。 だが、校門に立って いるのは教論だけではない。 「そこっ!服装が派手すぎますよ!」 「え~?ここって私服OKなはずだろ?」 そう、校内の規律 を守る生徒会。 正暦の時代では 基本的にどこの学校 にもあった組織 ・・もちろん宇宙世紀の 学園にも存在する。 しかも、ちょっと ばかりタチが悪い。 「規律が乱れるような服装での登校は禁止です!」 「規律が乱れるって・・」 もう、これは生徒会 というより憲兵隊に 近いかもしれない。 エウと生徒会員が揉め 俺がそんなことを考え ていると一人の 女子生徒が近づいて来た。 「そのへんにしといたら?別に気になるところはないでしょう?」 「ふ、副会長!・・ダメです、こんなチャラチャラした格好っ!」 「エウはいいとして、俺はそこまでだと思うが・・」 「なっ!ジンそりゃ・・」   「そうねエウくんは少し直してもらわないとね。     まぁ直すのは後でいいから、さっさといきましょ?」 「副会長!そんな甘い・・   「聞こえなかった?」、くっ・・すいません・・」 悔しそうに下を向く 生徒から離れ校舎へと向かう。
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