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桜の季節に去っていったあなた
あなたを慕う皆に向けて『またね』って
あなたの優しさはいつもわたしの心を癒してくれました
その去り際はあまりに見事で、わたしの心に焼き付きました
最後の朝、今までありがとうと、忘れないと
そう言いおいて桜を散らす一陣の風のように颯爽と
きっとわたしもあなたを忘れません
忘れたくても忘れられません
儚い玉響のようにうまれたこの想いを
その一瞬を切り取って
そしていつかあなたに届けと
そう願いをこめて
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