ただ、あなたに届けと……

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   桜の季節に去っていったあなた  あなたを慕う皆に向けて『またね』って  あなたの優しさはいつもわたしの心を癒してくれました  その去り際はあまりに見事で、わたしの心に焼き付きました  最後の朝、今までありがとうと、忘れないと  そう言いおいて桜を散らす一陣の風のように颯爽と  きっとわたしもあなたを忘れません  忘れたくても忘れられません  儚い玉響のようにうまれたこの想いを  その一瞬を切り取って  そしていつかあなたに届けと  そう願いをこめて image=469029345.jpg
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