30人が本棚に入れています
本棚に追加
ピッピッピ・・・・・
御坂「まだ目覚めて無いのね…」
白井「仕方ありませんわ
あのカエル先生でさえ手術が
終わるまで4時間かかるほど
大怪我だったんですもの…」
御坂「起きてよ…獅羽…あんたの居ない
生活なんて…悲しすぎるのよ!」
御坂が何回も獅羽の体を強く揺らす
白井「ちょっ、お姉様!だめですの!」
すかさず止めに入る
御坂「だって…あれから一週間よ!?一週間!大覇星祭も終わったのに、まだ
起きてくれないなんて…」
御坂がその場に崩れ込む
白井「お姉様、今は目覚めるまで待ちましょ?」
御坂「・・・あたしはここにいる…
」
白井「なら、私も居ますわ。
どのみち入院ですので」
御坂「ありがとね、黒子…」
白井「いえいえ、こんなことしか黒子には
出来ませんゆえ」
御坂「獅羽…」
御坂は静かに涙を落とした。
泣かないって決めてたのに…
涙は獅羽の腕や顔に落ちた。その時、
ピクリと左手が動いた!
御坂「黒子!みた!?今ぴくんって!」
白井「え、ええみましたわよ。」
御坂「獅羽!わかる!?あたしだよ
御坂美琴だよ!」
そして…
獅羽「ン…御坂か…?」
御坂「獅羽~~~!!!!」
はっきりいう。俺は隣でギャーギャー
言ってるように聞こえた。
寝てる+寝ぼけてたからな~
白井「獅羽殿!!大丈夫ですの?」
見ると包帯を肩と胸当たりを包帯で
巻いていた。そして車イス。
獅羽「ああ…大丈夫だ」
んなわけ絶対にあり得ないけど
大丈夫って言わないと…って
思ってしまうわけなんですよ、ええ。
で、起きあがろうとした時体に激痛が
走った。どうやら結標の戦闘で体に
結構なダメージがあったようだ。
よく見ると肩、腕、脚は包帯が
ぐるぐる巻かれ、左足にはギブス。
そしてベッドの横には白井同様車イス
があった。これで歩け!って言う訳
無いよね~‥‥
最初のコメントを投稿しよう!