発火能力(パイロキネシス)の力

12/14
前へ
/61ページ
次へ
カエル「起きたんだね?」 御坂「あ、先生…」 獅羽「先生、今回はありがとうございます」 カエル「別に良いよ、医者は助けるのが 仕事なんだから。 それでね、悪いんだけど女の子二人は一旦外に行ってもらえる? 獅羽君と話があるから」 話?一体なんだろう? まぁ良い話じゃ無さそうだな 白井「行きますわよ?お姉様」 そして二人が出て行った後、 衝撃的な事を聞かされた カエル「単刀直入に言うよ? 今の君はレベル5からレベル0に なったからね?」 獅羽「‥‥はい?」 カエル「脳に大きな衝撃があったみたいだし?身体にもね」 獅羽「まさか、何かの冗談でしょう?」俺は窓を開け、外に電気を 放った……つもりだ。実際一瞬も 電気は放たれて居ない 獅羽「‥‥嘘、だろ…」 カエル「現実は残酷だね。現実の残酷さは、医者の僕でも治せないね」 獅羽「レベルは…戻りますか?」              カエル「君の頑張り次第でレベル「3」 が限度だろうね。4~5はかなり厳しいと思うけど?」 獅羽「そんな…レベル3だなんて…」 カエル「まぁ、報告は一応しといたからね?」 獅羽「・・・・・」 俺は毛布にくるまった。 もう、何も考えたくなかった… カエル「じゃぁ僕はあと戻るから。」 白井「もう、良いんですの?」 カエル「まぁね、慰めてやりなよ?君達は全部事情を知ってるんだから。 ドアに耳当てて聞いてたんでしょ?」 白井「ばれてたようですわね…」 御坂「恐るべし…」 部屋に入ると獅羽が毛布にくるまっていた。無理もない5→0は 余りにも残酷過ぎる
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加