約束は約束

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*** 「こんなもんか」 「初期指令な訳がわかるの」 「全力だったら世界契約に違反す るからな」 「それはまずいですよ」 地に居るのは虫の息で恋々の力で 縛られてるハイドと力を握られ、 弱点を突かれてしまい、ハブメル の力で拘束されてるライドだ。 「ハイドさま…ハイドさま…」 「乱れた秩序の原因は平謝りか、 こうなるんだよな…アイツがやる とさ」 「過激だからな トップクラスばかり集めた組織だ 仕方あるまいよ」 「今に始まったことかい?」 4人は下の2人を冷水の様に見る。 それにライドが怯え、虚ろ目なハ イドが途切れ途切れに聞いた。 「だ…れの、…さし…が…ねだ… て…めぇ」 「はぁ?…かき氷を1日3食ねぇと 暴れる般若だ。」 そうハブメルは言うとニッと笑い 言葉を口にした。 「『我は此処を任されしもの 我、欲しものよ我がものと化せよ 』」 言うが早いか、意味がわかったら しく口を開閉しない様にするハイ ド。何故なら名を言ったら終いだ からだ。 「まー、強情だが無意味だな 『ハイド』」 世界は止まった。 ハブメルの手に何かがあるのがわ かったのかギョッとしている。
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