告げられたもの

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邪霊は基本的に消滅されてしまう 最後がある。転生も難しい。出来 てもトンでもない罰を受ける為、 きっと生まれて来ても普通と異な るのだろう。 だからなのかは知らないが…お客 様を使いながらだが、キルリは颯 人に甘いとハブメルは思った。 頼んだ事をして貰えば何故か頭を 撫でるし、また最近よく一緒にい る。キルリにとっても凍死しない 颯人は唯一気にせず居れるからだ ろう。 「仲良くなったよな…あの2人」 「いつだかキルリが颯人先生の嘘 を見破って本音を吐かせてたよ? 壁にドンしてさ」 「マジかー。にしても」 「「仲良いよなー」」 子供を見る親の目で見るハブメル とピースを気にもせず、いまだに 甘味の話に移ったらしいのを話し ている2人にハブメルとピースは ため息を吐いたのだった。 「コーヒーがブラックが無理なら チョコレートを入れたらどうかな ?コーヒーの苦さがまろやかにな るよ?」 「へぇ…物知りだなルーチェ先生 甘いと言ったらケーキだよな」 「○○店のショートケーキとかス ポンジは軽いし甘さもちょうど良 くて私は好きだな」 「へぇー、いいな。 食べたいなそれ」 「今の本音だろ?」 「嘘を言う必要ないからな」 「女子トーク終わりにしろよー」 そこら辺の女子より女子トークし ている2人にハブメルはやっと止 めに入るのだった。
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