ぼくいろ

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ぼくいろ

真っ白の色をした自分が嫌いで手を握った 赤、青、黄、紫 周りのきらきらの色に憧れて、嫉妬した 誰かに染まることが嫌で 色を作れる程の人間でもない 虹色のきみはいつの間にかあらわれた 白には染まらない強さがあるのです 私は、人に揺らされて沢山染まっているけれど ただの流され屋で同じでないと不安なのです 誤魔化さずに言える方がずっと綺麗で きらきらしています 言葉はきらきらと僕を僕色に染めていったimage=469099223.jpg
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