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…………
少年は声がしなくなったことに気が付いた
気が抜けて体が弛緩する
友人が驚かすのをやめたのだろうか
途端に、取り乱したことが恥ずかしくなる
変化はまだあった
気温が下がったのか、夜の寒気がさらに増したようで……
肌を刺すような冷たさが足から……
どうして
少年はゆっくりと下を見る
そこに
いたのは
足がなく、腹が裂かれた老婆がいた!!!!
眼球のない虚空の双眸が少年を見据える!!!!
オイテイッテ……アナタノカラダ
ぐぎゃあああがあああああががあがあががあがあああががあが!!!!!!
……
翌日、複数の少年少女の遺体が墓地で発見された
遺体の損傷は激しく、欠損した部位が多かったという
一部の者は、この事件を怨霊の仕業だと言う
墓地の裏にある廃病院
数十年前まで、病院から出た死者は無残にも墓地の一画に遺棄されていたという
遺棄された遺体も、体のあちこちが破損していた
病院内で行われていた凄惨な何か
今となっては誰にも分からない
捨てられた死者を除いては
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